会長挨拶

第1期卒業生　　　　香志会会長　　大村　泰弘

わが母校は「和敬」・「創造」・「錬磨」の校訓のもと、昭和55年4月北葛城郡香芝町五カ所（現在香芝市真美ヶ丘）に創立されました。当時真美の地に建っていたのは校舎の南棟と体育館だけであり、中和幹線にいたっては高校グランド前の約300ｍのみ開通していただけでした。また学校から広陵方面や上牧方面にいたっては荒れ地の丘のままでした。通学路は下田駅からのみで、徒歩で約40分かかり、2年目にようやく待望の五位堂駅からの道ができましたが、現在の陸橋もなく、国道165号線を横切り、小道の階段を登るようにして丘にあがりました。当時の五位堂駅は3両の準急のみの停車で、小さな駅員室がぽつんと隅にあるだけで待合室すらない駅でした。卒業後訪れるたびに、この街の著しい成長を感じ、勇気付けられたものです。
今後も母校は真美の地の発展とともに歴史を歩んでくれることと思います。

さて、この度念願の同窓会（香志会）ホームページが完成しました。同学年の連絡や、部活動等においては時代を超えての先輩・後輩の交流の架け橋となることを願っております。今後も香志会は、「会員相互の親睦をはかる」「母校の発展と興隆に寄与する」ことを中心に活動を続けたいと考えます。会員の皆様におかれましても、母校と香志会に熱い思いを寄せていただき、香志会の発展・充実にご理解・ご協力をいただければと思います。